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考えすぎて頭がいっぱいの時、「思考」で気持ちを切り替えようとしても、なかなかうまくいきません。そんな時に効果的なのが、思考を経由しない「五感」からのアプローチです。
なぜ五感が効くのか
五感からの刺激は、思考をつかさどる脳の領域を通さずに、直接リラックス反応を引き出すことができます。「考えて落ち着こう」とするより、「感じて落ち着く」方が、疲れている時ほど負担が少なく済みます。
思考ではなく感覚に意識を向ける
不安な時、人はつい「なぜ不安なのか」を考えようとしますが、疲れている時ほど答えは出ません。そんな時は考えることを一旦手放し、今この瞬間の感覚(香り・味・肌触りなど)に意識を移してみましょう。
感覚別・おすすめセルフケア
視覚
- ・観葉植物や好きな景色の写真を眺める
- ・部屋の照明を少し暗めにする
味覚
- ・温かいハーブティーをゆっくり味わう
- ・好きな味のお菓子を一口だけ丁寧に食べる
嗅覚
- ・好きな香りの入浴剤やアロマを焚く
- ・コーヒー豆の香りを深く吸い込む
聴覚
- ・環境音(雨音や波の音)を流す
- ・歌詞のない音楽を聴く
触覚
- ・肌触りの良いブランケットに包まれる
- ・湯たんぽを抱える
自分専用の五感リストを持つ
人によって「落ち着く感覚」は異なります。他人のおすすめをそのまま試すより、自分にとって心地よかったものをその都度記録し、自分専用のリストに育てていくことが大切です。すでにある選択肢から選ぶだけにしておくと、疲れている時でも迷わず使えます。この「あらかじめ決めておく」考え方については、「ご自愛リスト」の記事でも詳しく紹介しています。
ココロバランスでは、香りやお茶、音楽といった五感の支えも、自分だけのカテゴリとして登録できます。試して良かったものから少しずつ追加していけば、自分専用の「五感お守りリスト」が完成します。
よくある質問
五感のケアは、考え事が多い時にも効果がありますか?expand_more
むしろ考え事が多く思考で対処しきれない時ほど向いています。五感からのアプローチは『考えて落ち着く』のではなく『感じて落ち着く』ため、思考が疲れている時でも取り入れやすいのが特徴です。
どの感覚から試せばいいかわかりません。expand_more
正解はありません。まずは嗅覚や触覚など、準備がほとんどいらないものから試してみるのがおすすめです。合わなければ別の感覚を試し、自分に合うものを見つけていきましょう。
五感のケアだけでストレスは解消されますか?expand_more
五感のケアは応急処置的な効果が中心です。根本的なストレスの原因への対処や、支えを複数持っておくことも合わせて行うと、より安定した効果が期待できます。
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ココロバランス編集部
心理学・行動科学の公開研究や書籍を参照しながら、日常で実践しやすいセルフケアの知恵をまとめています。強い不調が続く場合は、自己判断だけに頼らず医療機関や専門家にご相談ください。